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くりりんの世界珍道日記*

〜人が、世界が、好きだから。もっと好きになりたいから、旅に出てみた。〜

レイテ島タクロバン港付近を歩き回る回る〜いろんな人に出会う出会う〜沢山考える考える〜多くの矛盾とか世知辛さとか難しさとかいろんなことを考えてどうしようもないのはわかるのに、怒る怒る〜!!の巻

 

 

こんばんは^^
昨日ゆっくりしたおかげで完全復活しました〜( ^ω^ )

 

 まずはこちらを▽・エ・▽ぽち❤️

 

 

さて、少しずつ昨日一昨日と訪れた場所を振り返りながら、

色々と話を進めていきたいと思います^^

 

 

レイテ島に着いて早々モヤモヤを抱え、

それでもそこで生きる人々の姿に人間の力強さに

感動すら覚えた翌日。

 

感動はこちら❤️↓

kuririn27.hatenablog.com

 

前日も訪れた港の市場周辺と

海辺に住む人たちの住宅群へと

向かいました!

 

 

前日はあまり気にならなかったのですが、

太陽が出て熱がこもったからか、

むあっと生ゴミが腐ったような匂いが周辺に漂っていました。

 

 

考えてみればゴミで溢れかえってたもんな〜

これだけでも衛生環境は悪いと言えますよね。 

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そして昨日入らなかった市場へと入ると、

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なにやら奥にありそう。。。

 

 

 

そりあえず裏の方へとまわってみると、

 

そこにはここに暮らす人々と

住居がありました。

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住居といっても瓦礫やトタン、

ベニヤ板などを貼り付けて建てた、

バラックです。

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このようにまだ台風の痕が残ったなかで、

使用できる程度にしてかろうじて住んでいる状態です。

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少し歩けばこのような瓦礫が当たり前のように

横たわっている。

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ここである夫婦と仲良くなり、

話を伺うことができました。

 

彼らはここに暮らすこと20年の

アナリンさんとアニーさん夫妻。

 

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彼らの住まいがこちら。

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あり合わせのようなトタンや石壁、ビニール等でを

貼り付けてできている住まい。

 

しかし、かつての住まいはこのようなバラックではなく、

コンクリートで出来た二階建てのビルの一階だった。

 

それが台風ヨランダの影響によりビルは崩れ、

家の中のものは全て高潮で流されてしまったのだそうです。

 

 

早く家を建て直したい。

 

でもお金がないために、

家を建て直したくてもできない

食費すら賄うのに一苦労。

 

 

現状はとても厳しいようです。

 

 

ここは古くからの低所得層が集まる住宅群。

 

ただでさえお金がないのに、

台風で、高潮で、全てを失ってしまった。

 

1年半以上だった今でも、

厳しいことには変わりないようでした。

 

辛い過去を嫌な顔一つせず話してくれた、

ご夫婦にただただ感謝です。

 

 

彼らにお礼を言ってその場をあとにし、

歩いていくとかわいい子供達に遭遇。

 

無邪気な笑顔でとっても楽しそう。

 

思わずパシャり❤️ 

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うーん、無邪気❤️ 

 

私は一体どこにこんな笑顔、

置いてきたんだろう。笑

 

 

写真を撮っている私を見て、

気さくに話しかけてくれたのがこの家族。

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「どこから来たの?」から始まり、

タガログ語を教えてくれたり

私の質問に答えてくれたりと

とても親切にしてくださいました。

 

 

ここで私は同世代の女の子と出会います。

 

彼女の名前はライサ。

なんと24才にして3児の母。

 

 

彼女は17才のときに妊娠して、

18才のときに長男のジャンレスター君が

生まれたのだそうです。

 

しかし彼女には旦那さんはいません。 

当たり前のように話してくれましたが、

大変なことには変わりないと思います。

 

そしてこれは国を挙げて、

もっともっと考えるべきことだと思います。

 

というのも、

実は今、フィリピンでは台風ヨランダ以降

10代の望まない妊娠が災害前よりも

増えているのが問題になっています。

 

 

なんと災害前に比べて10倍の人数だとか。

 

 

理由は台風後、

仕事や家を失った男性のストレスのはけ口となっていることと、

高潮によって避妊具や避妊薬が流されてしまったことが

挙げられています。

 

 

病院も台風によって多くが倒壊してしまったために通えず、

衛生的な環境での出産ができない。

 

そしてそもそも出産のために通うお金すらない。

 

現に、この愛くるしい生後5ヶ月のアナリサちゃん。

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彼女には母親がいません。

 

 彼女の母親は出産のときにアナリサちゃんを

産み落とし、そのまま亡くなったそうです。

 

彼女が出産をした場所は自宅。

助産婦さんに診てもらったわけでもなく、

自力で産んだことで亡くなった。

 

 

彼女はなぜ病院に

行かなかったと思いますか?

 

 

それは。。。

”行かなった”のではなく、

”行けなかった”から。

 

 

生後5ヶ月のアナリサちゃんは、

父親は昼間農業の仕事があるため手が回らず、

祖母のロシーさんや彼女の親戚らが

他の子供達と共に面倒を見ているそうです。

 

 

フィリピンでは、

憲法で中絶を禁止しています。

 

そのくせ、避妊具も避妊薬も一般的ではなく、

社会的に性の話はタブー。

 

 

学校での性教育もほとんど行われておらず、

仮に何か性的な悩みを持っていても、

親にも相談できないのが現状だそうです。

 

 

これ、矛盾していると思いませんか?

 

 

憲法で中絶を禁止しているのであれば、

尚更、避妊具や避妊薬はきちんと浸透させるべきだし、

 

若いうちからの性教育は望まない妊娠を避けるための

大きな役割を果たすものとして、

重点的に学校教育で取り上げるべきだと思いませんか?

 

 

臭いものには蓋じゃないけど、

都合の悪いものは見えないフリをしてしまうような

社会に仕立て上げている。

 

そして問題を存在すらしないもののように扱って、

ごまかしている。

 

私にはどうしてもそんな風に見えてしまいます。

 

でもそれでは当然問題は解決しない。

そして弱い立場の女性や生まれてくる子供が犠牲となり、

ときには命をも落とさないといけないなんておかしすぎる。

 

結局傷つくのは、

いつも弱い立場にあるひとばかり。

 

さきほど紹介した24才で3児の母であるライサも、

結婚はしていなくて未婚の母。

 

子供達の父親はどこにいるのかすら

分からないのだそう。

 

そしてそれを当たり前のように

笑いながら話していた一同。

 

こんなことが当たり前になっていることに

危機感を覚えました。

正直怒りすら感じました。

 

 

もちろん彼女たちだけが

おかしいのではありませんよ?

 

悪いのは社会です。

 

このあり得ない状況が当たり前になっていることを放置し、

中絶禁止を憲法に制定しているにもかかわらず

避妊方法などの性教育の普及の促進を怠り続けてきた

この社会に問題があるのだと私は思います。

 

最終的なしわ寄せは、

弱い立場の人間にやってくる。

 

 

この10代の望まない妊娠が

災害前の10倍に増えたという事実により、

ようやく性教育や避妊具などの普及に動き出したそうですが、

 

ぶっちゃけ。。。

遅いわ!!( 💢`ω´)

 

 

当然これまでもいくつもの海外のNPO団体等が、

フィリピンに入って活動をしているわけなので、

そういった普及活動をしていないことはないと思うのですが、

国を挙げて動くのにどうしてこんなに時間がかかるのかな。

 

こうなることくらい予測できただろうし、

そもそも土台ができていなさすぎる。

 

もちろん一国を担っていくってだけでも大変なのに、

ましてや現代に至るまでいつも大国の支配に脅かされ振り回され、

その度に手を尽くしてきたという側面を考えるともう、

どこに責任があるのかなんて無限ループに陥るし、

結局日本もその原因の一因であることになる。

 

 

 

そういうものを全部ひっくるめて。。。

やっぱり。。。

 

 

腹立ってます!

( *`ω´)=333

 

今日のくりりんは元気になったからか、

興奮気味です。笑

 

 

いや、でも冗談抜きで、

おかしいでしょ。

 

 

でも救いだったのは、

今日出会った未婚の母ライサの子供達も、

生後5ヶ月で母親とは生き別れになってしまったアナリサちゃんも、

みんな周囲に愛されていることを強く感じたってことです。

 

 

やはり愛されて育つということは

何よりも一番に大事なことだと思うので、

それだけは良かった。本当に。

 

 

私はフィリピンを始めとする東南アジア諸国と

と日本の大きな違いの一つに、

 

一人の人間の子育てに関わる人数と

層の多様性が挙がると思っています。

 

 

現代の日本の子育ては、

親と祖父母、兄弟、良くて親戚、

また保育園や幼稚園、学校あたりまでが大概。

 

 

ましてや望まない妊娠だったり、

シングルマザーであったり、

周囲の反対を押し切った形での妊娠であったり、

 

 

”社会的に反している状態である”

認識されればされるほど、

 

母親が周囲に助けを求めづらくなり、

孤独に子育てをせざるを得ない

環境になりやすい。

 

と思います。

 

 

本当はそんな母親が一番助けを求めていることなんて

考えればすぐ分かりそうなもんなのに。

 

 

そんで母親は慣れない子育てに加え、

仕事やら世間体やらでストレスを抱え、

うまく愛情を注げなくなったり

偏った愛情の与え方をしてしまったり、

 

ときには愛情が憎しみへと変わっていって、

そして徐々に虐待へとエスカレートしてしまったり、

育児疲れでノイローゼになってしまって育児放棄

最後には乳幼児置死亡事件へ。。。

 

なんて事件ももう珍しいことではない。

悲しいですが。

 

もちろん極端な例も挙げていますが、

親が離婚しているシングルであるだけでも

大なり小なり異端的だという評価を受ける。

 

 

ようするに子育てするのに、

しんどい!!!

 

 

それが日本だと私は思っています。

  

 

それに対してフィリピンでは、

仮にそれが望まれない妊娠だと言われるような状況でも、

シングルマザーで父親がいなかろうと、

 

ようするに日本だったらあまり好ましくないと

されているような状況であろうと、

 

 

 

は?なにそれ?(∵)

 

 

 

って感じで、

そんなもん全く気にしない。

 

まあ、それが当たり前になっているこの状況自体は

問題ありなのですが。笑

 

 

それでも当たり前に家族みんなで子育てをするし、

それがお隣さんの子だろうと向かいのお家の子だろうと

ぜーんぜん関係ないし、

 

むしろなんならその村の子供を

村のみんなで育てる。

 

親たちみんなが働きに行ってるから、

その間は村のお兄さんお姉さんが子供達を面倒見る。

 

どこの家の子だろうと関係なく、

当たり前にそこに子供がいたら育てるんです。

 

 

まさに、社会が子供を育てているんですよ。

 

 

戦後までの日本も同じだったようですが、

いつの間にか核家族化が進んで、

女性の社会進出も進み、社会が多様性に溢れ、

個人主義が広まるようになって、

 

他のものとかとにかくいろんなことが

ぐっちゃぐちゃに交錯しまくって

こういう悲しい方向へと動いていってしまったのかな

なんて私なんかは思います。

 

 

あ、これ私の個人的な意見です。

これはあくまでブログですのであしからず。笑

 

 

 

でも確かに少なくとも私が小さい頃にはもう、

近所のおっちゃんに怒鳴られるなんてことはなかったな〜

 

ん?でもうちの母ちゃんは、

私の友達にゲンコツくれてたな。笑

 

感謝しろよ、友達。笑

 

 

 

とまあ、ここまで説明したように、

 

 

日本が失ってしまった素晴らしい部分を

フィリピンを始めとする東南アジア諸国には、

 

たっくさん持っていて!!!

 

 

日本にとって本当に本当に、

学ぶべきことはいっぱいなんですよ!!

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がしかし、

 

無知であるがために、

失わなくていいはずの命を失ったり、

想定外の妊娠で人数が増加し、

それに伴う貧困の深刻化。

 

これらはこれからのフィリピンを始めとする

東南アジア諸国の解決すべき最重要課題の一つだろうな〜

 

 

結局のところ、台風での被害ももちろんあるけど、

それ以上にこれまでのこの国の抱えてきた問題が

あまりにも大きすぎて、

かつ新しく上乗せされた問題もまた重厚で、

どうにもならなくなっているっていう印象を受けました。

 

 

いや〜当たり前ですが、

一筋縄ではいきませんね。

 

  

しかもこんな私すら分かるような問題を、

国のお偉い様がたがまさか分かってないわけがない。

 

分かっていても、できない。

問題が次から次へと山積みでそこまで

たどり着けないんだろうな〜

 

さっきも言ったけど、

 

一国を担うって

生半可なことじゃできない

っつーことですね。

 

 

はあ、一筋縄ではいかない。

大統領なんてやったら心配事ばっかりで

禿げそうですね。

 

 

 

さてさて、

本当はこのあと海沿いに並ぶ住宅群を歩いて、

また新たな出会い等ありましてそこら辺を紹介していき。。。

 

 

 

たいのですが!!

調子に乗って書きまくってしまったので、

今日はこの辺で区切ります!笑

 

 

明日は海沿いでの人々の暮らしとそこにのし掛かる問題について

またもうっとおしく話を進めていけたらと思います〜笑