くりりんの世界珍道日記*

〜人が、世界が、好きだから。もっと好きになりたいから、旅に出てみた。〜

スリランカ・トリンコマリーでドルフィンウォッチング。イルカを見るだけでなく、イルカになもなれちゃいました★

 

はい、こんばんはー^^

インドの電車が大好きです、くりりんです。

 

はい、まずはこちらをぽちっとお願いします❤️

 

 

今日は同じく

大好きスリランカ

トリンコマリー二日目。

 

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トリンコマリー二日目は早朝から

元気に活動しましたよ!\(^o^)/

 

 

旅に慣れれば慣れるほど、

活動時間が減っていたくりりんですが、

スリランカは日数も限られていることもあり、

アクティブに動いていたんですね〜!

 

 

この日は朝6時から洲崎さんと

ドルフィンウォッチング

参加してきました!

 

 

トリンコマリーは綺麗な海を活かして

キューバとかホウェールウォッチングなどの

アクティビティが盛んなのです。

 

 

金銭的な関係でこの旅ではそういったアクティビティにはほとんど参加してきませんでしたが、せっかく来たんだし、

 

たまにはこういうのも

アリじゃない!?

 

って、完全にシギリヤロックから崩れた

金銭感覚により参加を決めたのでした〜笑

 

シギリヤロックの記事はコチラ

 

 

 

ちなみに私たちが参加したのは、

ドルフィンウォッチング兼

ホウェールウォッチングとなっていますが、

正確には、

 

イルカちゃんは毎日見れるよ!

クジラ君は見れたらいいね!☆

ウォッチング なのです。笑

 

 

さてさて、

日頃の行いが中途半端で良くも悪くもない

くりりんはイルカちゃんとクジラ君に

会うことができたのでしょうか。。。

 

 

朝6時にゲストハウス前で

業者のおっちゃんを待って、

フィンランド人女性一人と洲崎さん、

そして私の3人で参加しました。

 

朝の海はいい感じ〜

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いざ出発です!

 

 

モーターでビュイーンと飛ばして行きます!

 

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うん、海を進んでいくって気持ちイイ。

 

 

いいねいいね〜

 

 

ん?ん?ん?

 

 

 

ドッカン

 

 

ドッカン

 

 

ゴッガン

 

 

 

ちょ、え、ま、

 

えええええ!?((((;゚Д゚)))))))

 

 

 

そうです、そうなんです。

 

 

 

はじめはスムーズに特別大きな揺れもなく

進んでいたボートですが、

 

沖に進むにつれ、波も大きくなり、

 

そんな波の動きに抗って無理矢理、

エンジンを駆使して進むもんですからですね、

 

 

それはもう、それはもう、

(強調したいから二回言ってみた❤️)

 

揺れるわけですよ。

 

 

もはや揺れるなんて

レベルじゃあないんすよ。

 

 

ジャンプなんすよ。

ジャンピングボートなんすよ

 

 

このアクティビティは、

 

海でイルカのごとくジャンピングをかまして,

わーい!イルカちゃんに

なっちゃったよー★!

 

 

って感じでイルカの疑似体験をするのが

目的なのかって勘違いしちゃうくらいの

 

ジャンピング。

 

 

 

もうイルカでしたよ、私たち。

 

お母さん。

わたし、スリランカ

イルカになりました。

 

 

 

コレもはや日本人向けのキャッチコピーとして使って欲しい。

著作権はしゃーなし譲ったげるわ。ϵ( 'Θ' )϶笑

 

 

いや、それにしても

冗談抜きですごかった。

 

はじめは笑えたけど、

途中からは笑えないレベルでした。

 

ぶっちゃけかなり怖かったっす。

ええ、ええ。

 

 

とまあ、

序盤からかっ飛ばしてくれた

このアクティビティ。

 

 

ボートから落ちたときどうするか、

体はライフガード付けてるからいいとして、

ミニバッグは落ちた瞬間水から上げねば!

 

とかそんなことを考えてたところで、

 

なかなかワイルドな運転してくれる

ドライバーのおっちゃんが、

 

フン!!

 

て指差してます。

 

 

むむむ?

何なんもないじゃん?

 

 

 

そしたらも一回、

 

 

フンフン!

 

 

えー?なにー?(T ^ T)

 

 

 

ってああああー!

イルガァーー!!!!

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もはやジャンピングボートでのイルカ疑似体験で

お腹いっぱいになってしまった私。

イルカ見るために乗ってきてたことを

すっかり忘れていたところでの

 

イルカちゃんの登場!!!笑

 

 

 

これにはテンション上がりましたね〜

 

 

イルカがガンガン

飛んでるんですよ〜

 

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いや〜、嬉しいねえ。

 

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いや〜、かわいいねえ。

 

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知ってるかい?イルカちゃん。

私たちもさっきまであなたに負けないくらいの

ジャンピングをかましてたのよ。

 

 

なーんて意味不明なことを

話しかけちゃいそうになるくらい、

可愛かったです。

 

 

はい、なぞ!!笑

 

 

 

とにかく何かって言うと、

楽しめたっつーわけです。

 

 

 

念願だったクジラ君には

残念ながら会えませんでしたが、

 

クジラには小さい頃大好きだった世界名作劇場の「ロミオの青い空」で主人公のロミオが一生懸命読んでた小説に出てきたし、その次のシリーズの七つの海のティコでも見てきたし!!

 

小学区の国語の授業ではなんてったって

クジラに乗って空飛べるからいいんです。❤️

 

 

このネタ分かる人どれくらいいるんだろう。笑

 

 

プライベートで私を知ってる人はご存知のことと思いますが、世界名作劇場とかドラえもん(映画の方ね。)とかムーミンとか(楽しいムーミン一家の方ね。)、小学校の国語に出てくるスイミーとか力太郎とかモチモチの木とか、

 

 

そういうのが大好きなんです、私。

 

 

はい、どうでもいい。笑

 

 

しかしですね、この勢いで言っちゃいますが、

 

世界名作劇場の「ロミオの青い空」を

見たことがないそこのあなた!

 

くりりんに勧められまくって仕方なしに

入院中一話だけ見て、

そのあとはなんとなく見てないそこのあなた!

 

分かりますね?あなたですよ、あなた。

 

 

 

是非騙されたと思って、見てみてください。

あれほどの名作はない!

 

ってくらい感動しますよ。号泣ですよ。

 

 

 

子供達の友情や心の美しさ、命の尊さ、

そして人として本当に大切なことはなにか?

 

なんてことを気付かされる作品に

なっております。

 

 

 

 

とまあ、このまま話し続けたら、

もうなんのブログがわからなくなってしまうので笑、この辺りで切り上げてですね。

 

 

とにかくそんなこんなで、

思いのほか楽しんだドルフィンウォッチング。

 

なんてったってイルカにもなれちゃったし❤️

 

いい思い出になりました!

 

 

 

8時頃に浜に戻ってきて、チェックアウトして荷物だけ置いて、翌日ゴールへ向かうべく鉄道の駅へ向かい、コロンボ行きの夜行列車のチケットを購入したのでした〜

 

 

 

 

 

さて、今日はもう少し続きます。

 

ここからは真面目です。

いつものモード入りますよー。

 

 

話は今日のジャンピングボートに戻ります。

 

ジャンピンボートで

イルカになっちゃいました❤️

 

なんて言ってみましたが、

 

実際乗ってみると揺れはかなり大きくて、

死ぬことはきっとないだろうと思いながらも、

結構、怖かったんです。

 

 

波は高いし、ボートは後ろに反り返るし、

顔にかかる波は当然塩水で、

目が痛くて開かなくなるし。

 

 

沖に行けば行くほど波は高いし、

当然足なんてつくわけがないし。

 

 

 

こーんなアクティビティはですね、

言ってしまえは遊びですよ、遊び。

 

 

実際ドライバーも顔色ひとつ変えず、

これくらいの揺れなんて全然屁でもない

って感じで運転していて安全面も確保されてるし、

危険度は低いものなはずなんです。

 

 

それでも私は、

怖かった。

 

 

 

そしてこのとき何を思ったかというと、

 

 

これくらいの波でもこんなに怖いのなら、

東日本大震災スマトラ沖地震、巨大台風ハイエンなど

世界各地を苦しめた大災害で津波や高潮の被害にあった方々は、

どれだけ怖い思いをしたのだろう。

 

 

ということでした。

 

 

そのときの恐怖は本当に計り知れないし、

これ以上の波の高さと勢いには想像しただけで

ぞっとしました。

 

 

 

私は個人的なつながりで、

震災後から陸前高田市とご縁をいただき、

通わせていただいています。

 

はじめはボランティアという形で訪れた私でしたが、

今では本当に大切でかけがえのない人たちがいっぱいいる、

第二のふるさとのような場所になっています。

 

 

そんな彼らの多くは津波で大切な家族を何人も亡くしています。

目の前で肉親が流されていくのをただただ見ることができなかった人や、

自分で流された遺族のご遺体を捜し歩き続けてきた人を私は知っています。

 

 

彼らは一生を左右するほどの恐怖を植え付けられたとともに、

大切な人をも同時に失ったわけです。

 

 

みなさん、想像してみてください。

 

 

数十メートルにもなる高い波の壁に襲われ、

耳がもげそうになりながら必死に建物にしがみついている

その横で自分の母親が流されていく光景を。

 

災害が起きて数週間、数ヶ月、

行方不明のままの家族のご遺体を迎えるために、

市内のあちこちを自分で探し回りながら遺体安置所に

届けられていないか確認するために毎日通い続けることを。

 

 

 

これは全部事実ですし、

恐らくこういった話は珍しいことではなく、

多くの方が今あげたような状況にあの当時あったのです。

 

 

みなさん、想像できましたか?

 

 

 

私は、想像すらできませんでした。

 

 

想像すらできないほどの恐怖と悲しみと

行き場のない怒りと後悔と。。。

 

 

何が言いたいのかと聞かれると、

そんな大それたものは無いんですけど、

 

こんなちょっとしたアクティビティで感じた

恐怖が想像以上に怖いもので。

 

その何百倍のもの恐怖を前に、

命を奪われていった人たちがいて、

大切なヒト、モノ、バショを失った人たちがいる。

 

 

それを知ったところで何ができるわけではないけれど、

 

それらは事実として今も多くの人にはのしかかっている。

そのことを忘れちゃいけないんだって。

 

 

上から目線こういうことがあるんだぞ、知ってるか?

って偉そうに言いたいのではなく、

 

同情しろとか、

むりくり何かボランティアをしましょうって

投げかけてるわけでも決してなくて。

 

 

なんて言うんだろう。

 

 

ただただ、

忘れちゃいけないって思ったんです。

 

改めて。

 

 

世界各地で起こる災害たちに意味なんてあるのかも分からないけれど、

もしそこから何かできることがあるとしたら、

まずは自分の生き方を変えていくことかなって思うんです。

 

 

日本で言えば震災が起きて、津波の被害にあって、

原発事故があって、その事実を、

 

ただ、”悲しいね、辛いね。”

”でもみんなで一緒に手を取り合って生きていこうね。”

 

 

だけじゃダメだとう思うんです。

 

悲しいときは思い切り悲しむ。

それも大事だし必要なことだけど、

 

それだけだったらやっぱり違う。

 

 

大事なのは、

悲しむだけ悲しんだあと、

 

起きてしまった悲しい事実から目をそらさずに、

教訓を得て、次に活かすということ。

 

 

例をあげると、

地震津波で壊滅状態になった陸前高田市では、

かつて私たちのおじいちゃん、おばあちゃんの

そのまたおじいちゃんが子供だった頃、

地震が起こり、そのとき大津波の被害に遭ったそうです。

 

そしてそのときの経験をもとに、

かつて、ここには波はこなかったという

おじいさん、おばあさんたちに聞いた言葉を頼りに、

高台に逃げることなく、波に流されてしまったなんてこともあって。

 

 

反対に災害が起こる前に家族といざというときの行動を

話して決めていたがために、助かったなんてこともあって。

 

 

フィリピンの巨大台風ハイエンでも、

現地の言葉で高潮という単語がなかったために

うまくアナウンスが伝わらず命を落とした人もいたそうで。

 

 

今あげたことって、

災害前に備えが違っていたら、

未来は変わっていたと思いませんか?

 

 

もちろん、頭で分かっていても、

感情を置いて、前に目を向けるなんていうのは

そこに心があるからこそ難しいことで、

災害によって失ったものが何もない私なんかが

言っていいことではないのかもしれないけれど、

 

 

そんな私だからこそ、

ちゃんと教訓を受け継いでいきたいと思うんです。

 

 

 

もし。。。

なんていくら思っても変わらないのかもしれない。

 

でも、もしあのときああしていたら。。。

 

って後悔して泣くよりも、

 

あのときああしていたから、助かった。

 

って言って抱き合いたい。

 

 

 

陸前高田の私の大好きな人がよく言っています。

 

”防災に限界がある。

大事なのは減災なんだ。”

 

 

そう、私たちの努力次第で、

悲しみを、絶望を、失う命を、

減らすことができるんです。

 

 

 

備えてください、自分のために。

備えてください、家族のために。

備えてください、大切な人のために。

 

自分たちと同じ後悔はしないでください。

 

 

こう言って彼は今、全国を飛び回り、

防災減災について講演をして、

何かあったとき助かる命が少しでも増えるように。

自分たちと同じ悲しみ苦しみを味わう人を減らせるように、

命を燃やしています。

 

 

私は、陸前高田のお父さんのように思っているこの人に

教訓を伝えきれなかった、助けられなかったと

悲しい思いをして欲しくない。

 

私の大切な人たちに

大切な人を失う悲しみを味わってほしくない。

 

 そう強く思うんです。

 

 

そして、もう一つ。

 

 

当たり前だと思いがちな日常は、

本当に簡単に崩れ去り奪われるということ。

 

 

大好きだと思う人がいて、

大好きだよと伝えたいと思っても、

照れ臭くてなかなか言えなかったりしますよね。

 

 

いつも感謝してるのに、素直になれなくて、

どうでもいいことで喧嘩してしまったり。

 

 

いなくなるなんて想像もしていないから、

ひどいことを言って傷つけてしまったり、

 

大切だと思っているのになんだか

適当になってしまったり。

 

 

 

失くしたことのない人は気付けない。

 

当たり前のようにあるこの日常が、

もしかしたら明日、もしかしたら次の瞬間、

崩れ去ってしまうかもしれないってことを。

 

 

 

ひどいことを言ってごめんなさい。

 

いつもありがとう。

 

大好きだよ。

 

生まれてきてくれてありがとう。

 

愛してるよ。

 

 

 

そのとき思ったことでも、

 

明日言えばいいか。

って先延ばしにしていたときに、

 

 

取り返しのつかないことになり

二度と会うことができなかったら、

 

まさに後悔先に立たず、ですよね。

 

 

失ってからでは遅いんだ。

今、この瞬間があることが何より尊いことなんだ。

 

 

って。

 

 

 

いつか抗いきれないような猛威が私たちを襲っても、

事前に自分がどう備え、どう生きるかで減らせる悲しみがあるなら、

救える命があるなら、再会を喜び抱き合える未来を創ることができるのなら、

 

 

今できること備えは全部して、

 

日常をもっと丁寧に、丁寧に、丁寧に、

大切な人を大切して

 

日々を過ごしていこうと、

今回改めて強く決意しました。

 

 

最後にインドの父であるマハトマ・ガンジー

有名な言葉を二つ載せます。

 

Be the change you wish to see in the world.

[ 世界に変化を望むのなら、あなた自身がその変化になりなさい。 ]

 

Live as if you were to die tomorrow.

Lean as if you were to live forever.

[ 明日死するかのごとく生きなさい。永遠に生きるかのごとく学びなさい。]

 

 

今回も長々と読んでくださった方、

ありがとうございました。

 

このブログは、あくまでも私の旅の記録とそのときに感じたことを

これまでの経験を踏まえながら書いているもので、

こういった思いを忘れないために綴っています。

 

もし私が記した文章でもしかしたら

誰かを傷つけてしまったらごめんなさい。

 

そのときはそっと教えてください。

 

 

明るい優しい、楽しい、

ときにはいろいろ考える。

 

そんなブログにしていきたいと思っております。

 

 

ではでは、今日はここら辺で失礼します。